こんにちは、浅葱(@asagi_labo)です。
2020年から全身脱毛を始めました。VIOゾーンの二回目の照射をしてきたのですが、今回は麻酔クリームを使うことにしました。(一回目の照射が死ぬほど痛かったので……。)
実際に使ってみた感想として、「麻酔クリームを予約した時点で、事前に説明してくれても良かったのでは?」と思われることが結構ありました。当日のスタッフの説明も「???」な部分が多かったです。
ネットにあまり有益な情報が無いと思ったので、麻酔クリームの使用を考えている方に向けて、私の経験を共有します。
麻酔クリームを使った医療脱毛について
麻酔クリームって、一回あたり3,000円(税込みで3,300円)と、決して安くはないですよね。3,000円払えば毎回照射する前にクリームが塗り放題になる訳ではなく、毎回施術前に3,000円支払う必要があります。
この値段に対して、「実際どれくらい効果あるの?」と疑問に思っている方も多いのではないかと思います。そこで、本記事では、下記について詳しく述べていきます。
・予約当日の流れと、クリームの使い方は?
・実際に麻酔クリームを塗ってみて気づいた点
・実際に麻酔クリームを塗って照射してみた感想
簡潔に結論だけ先に
結論から言うと、「麻酔クリームを塗ったところで痛いものは痛い」です。
確かに麻酔クリームを塗ったことで、前回に比べて痛みを感じない部分はありました。しかし、照射の強度も比例して上がっているので、竿の付け根、肛門の周囲など、痛い部分は普通に痛かったです。
ただし、特に痛い部分に重点的にクリームを塗ることで総合的に痛みを予防できると思います。VIOゾーンの脱毛に関しては、私は次回以降も麻酔クリームを使います。
当日の流れ
当日は施術開始の一時間前にクリニックを訪れ、クリームをもらいます。
少し待合室で待機した後、個室に移動します。個室でスタッフから説明を受けた後、クリームを自分で塗っていきます。
ビニールの手袋を装着する
まずはビニールの手袋を装着します。これは両手に装着するべきです。クリームを塗る方の手だけで大丈夫かな?と思いましたが、意外とモタついてもう片方の手にも付いてしまうことがありました。両手に装着するのが無難です。
ズボンとパンツを脱ぐ
脱ぎましょう。
クリームの入れ物を開封する
クリームは歯磨き粉の入れ物を小さくしたようなチューブ状の入れ物に入っています。しかし、銀色のシートで封をされているため、開封するためにボールペンのような「刺す」ものが必要になります。私はたまたまボールペンを持っていたので、それ使って開封しました。
ちなみにボールペンを刺したら、中身が勢いよく飛び出してきたので、注意してください。もし体のどこかにクリームが付着してしまった場合は、備え付けのティッシュで拭き取りましょう。
素早くクリームを一通りの照射部位に塗る
説明書には、クリームは患部全体に厚めに塗ると書いてありますが、馬鹿正直に厚めに塗ったら、とてもじゃないですが全ての照射部位をカバーできません。わざと使い切らせて「もう一本ください」「ありがとうございます。3,300円(税込)です(暗黒微笑)」の流れに持ち込む魂胆では?という疑念を拭いきれません。
なお、もたもたしてるとどんどん乾いていきます。厚さのことはいったん忘れて、とにかくスピード重視で照射部位をカバーしましょう。
クリームを塗ると、患部がジンワリと熱くなってきます。これは数分経過すると収まりました。個室には全身を写せる鏡があるので、肛門周り等、通常目で見ることができない部位に関しては、前屈して鏡を見ながら塗りましょう。
クリームの量が足りるか心配でしたが、私の場合は一通りの照射範囲を十分に塗れた気がします。
クリームを塗った部位をラップで褌のように包む
意味が分かりません。患部をラップで覆うことで、クリームがより浸透するとのことです。ぶちぶち千切りながら、とりあえず患部を覆い隠しました。
紙の褌を履く
ラップで患部を巻いたら、紙の褌を履くように指示されました。これいる?と思いましたが、とりあえず履きましょう。
自分のパンツを履く
ブリーフよりもボクサータイプがおすすめです。ラップを固定することができます。トランクスの場合、ラップを固定できないので、やはりボクサータイプがおすすめです。
ズボンを履く
パンツと同じ理由で、ワイドパンツのようなゆったりしたものよりも、ジーンズのように体にフィットするタイプのズボンがおすすめです。
待合室で待機
クリームを塗り終わったら、施術開始まで待ちです。暇つぶしを持っていきましょう。
実際に麻酔クリームを塗ってみて気づいた点
クリームの量は少ない
医療脱毛の麻酔クリームのサイズは、ホテルのアメニティの歯磨き粉を少し大きくしたくらいです。上半身、下半身全体コースの場合は、どう考えても全ての照射部位をカバーできる量はありません。VIOや髭など、局所的な照射のコースであれば一本でカバーできます。
毛の処理はしっかりとしていくこと
毛の処理が甘いと効果が薄まると説明書に書いてあります。どうせスタッフに処理してもらえるし、とは思わずに、しっかりと処理していきましょう。
ラップを巻いたらトイレに行けない
当たり前ですがトイレに行けません。水やコーヒー等の飲み過ぎに注意しましょう。どうしても我慢できない場合はスタッフに申し出て、用を足した後にラップを巻き直しましょう。
歩くこと、座ることを考えてラップを巻く
ラップを巻く際は、その後歩くこと、待合室などで座る時のことを考えながら巻きましょう。ラップを巻いても意外と普通に歩けるし、座れます。ただし、ここはパンツとズボンで固定できていることが前提になります。
ちょいちょい痒い
15分くらいすると、巻いたラップが痒くなってきますが、私の場合はまぁ我慢できるレベルでした。ラップを巻いた後、30分~60分ほど座って待つことを意識してラップを巻けるとより良いです。私の場合は、そのうちラップの存在が気にならなくなりました。麻酔が効いたのかもしれません。
スタッフのお姉さんに注意
スタッフのお姉さんにエチエチな人がいる場合があります。ラップを巻いた状態で勃起すると、当然苦しいです。清らかな心を維持しましょう。
実際に麻酔クリームを塗って照射してみた感想
クリームはしっかりと拭き取ろう
クリームが残っている状態で照射をしてしまうと、患部が火傷をしてしまう可能性があるとのことでした。施術前にウェットティッシュをくれるので、しっかり拭き取りましょう。
麻酔を使おうが、痛いものは痛い
冒頭で述べた通り、痛みが緩和した部分もありますが、痛い部分は普通に痛いです。ちなみに施術後に「今回の照射はどれくらいの強さはどれくらいだったんですか?」と聞いたところ、「10段階で2くらいですかね(真顔)」とのことでした。
特に痛む部分に多めに配分するべき
竿の付け根や肛門の周囲、その他毛根がしっかりしている部分は、VIOの中でも特に痛いと思います。ここに多めにクリームを配分して塗りましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。私の実際の経験を、できる限り詳細に記述したつもりです。
最後に、これから医療脱毛を始める方へも含めたアドバイスですが、医療脱毛では、質問すれば答えてくれる(質問しないと教えてくれないこともある)ので、疑問点があったら小さな事でも必ず確認した方が良いです。なにしろ、VIOゾーンの医療脱毛は痛いです。そしてそれを回避するためのクリームです。(しかも安くはない)
本記事が医療脱毛を検討されている方、そして麻酔クリームを検討されている方の参考になれば幸いです。