こんにちは、浅葱(@asagi_labo)です。
箱根エリアは、全国的に温泉が有名で首都圏からのアクセスが良く、コロナ禍の現在、観光先として人気が高まっています。本記事では、強羅や箱根神社の周辺を1泊2日で旅行した際のルートを紹介します。
※書いているうちに、思いの外記事が長くなってしまったため、一日目と二日目で分けてご紹介します。本記事は一日目のルートについてになります。二日目のルートは、下記でご紹介しています。
【1日目】芸術と温泉、美味しい食事を満喫する【箱根湯本/彫刻の森/強羅】
【12:00】電車で箱根湯本駅へ。喜之助の昼食で舌鼓を打つ
箱根に電車で行くならロマンスカーが便利
新宿から電車で一本で行けるのは本当に便利ですよね。ロマンスカーは新宿から箱根湯本駅を乗り換えなしで1時間13分で結びます。
特急料金を節約したい場合は鈍行を利用しましょう。湘南新宿ライン等で小田原に向かい、箱根登山鉄道に乗り換えます。鈍行を利用する場合は、最短で2時間かからない場合もありあますが、基本的には2時間半程度を見込んでおくと良いでしょう。
ロマンスカーの時刻表は、下記のWebサイトから確認できます。
昼食は「炭火焼和食“喜之助”」で
箱根湯本駅に到着したら、駅から徒歩2分の場所にある喜之助でまずは腹ごしらえをしましょう。メニューとしては相模の海で取れた魚の焼き物が多い印象です。
自分はその日はたまたま朝ごはんが魚だったので、「炭火焼きステーキ”さがみあやせポーク”定食(1,450円)」を頂きました。タレ、味噌、塩につけ分けることで、異なる風味が楽しめます。
名前: 喜之助
住所: 神奈川県足柄下郡箱根町湯本703-19(箱根湯本駅 徒歩2分)
営業時間(ランチ): 11:30~14:30 (L.O.14:00)
営業時間(ディナー): 17:30~22:00 (L.O.21:30)
駐車場:なし
URL: https://www.kinosuke.co.jp/index.html
【13:00】箱根登山鉄道で「強羅」駅方面へ
腹ごしらえが済んだら、箱根登山鉄道に乗車して強羅方面へ。窓からは雄大な自然が楽しめます。
箱根登山鉄道は、箱根湯本駅⇔強羅駅の間で、3回のスイッチバックを行います。スイッチバックのたびに車両の進行方向が逆向きになるため、運転士と車掌が入れ替わります。
この他にも、箱根登山鉄道のHPでは路線図や見どころ情報が掲載されているので、お時間のある方は軽く目を通すことをおすすめします。
【14:00】「彫刻の森」駅で途中下車。美術館でインスタ映えを狙う
最近、インスタグラムでこんな画像をよく見ませんか?
「インスタ映え」系のインスタグラマーが必ずと言って良いほど投稿しているこの写真、実は箱根にあります。フィルター無しでもこの美しさで、太陽光が差し込む時間帯を狙えば、フィルター無しでもとても幻想的な写真を撮ることができます。
「彫刻の森美術館」では、このようなインスタ映えスポットの他、足湯、様々な前衛的なアートが楽しめます。子供向けの設備が多く、客層としては、家族連れがほとんどでした。
先ほどのインスタ映えスポット(「幸せをよぶシンフォニー彫刻」という名前らしいです)ですが、実は塔になっていて、登ることができます。頂上は展望台になっていて、このような景色を楽しむことができます。
美術館のホームページを見てみると、美術館の名前が英語では”Hakone Open-Air Museum”となっています。言われてみると、確かに広い敷地面積を活用した開放的な作りになっていました。また空気が非常にきれいなこともあいまって、とても清々しい気持ちになれます。
最寄り駅は「彫刻の森」。そのまんまです。強羅駅の一駅前になります。駅には大きい荷物が入るコインロッカーがあるので、強羅で宿を取っている人でも、ここで途中下車して荷物を預けて美術館を巡ることができます。美術館までは徒歩で2,3分の距離です。
この辺りの駅は、まさに田舎のローカル線の駅といった風。アニメやドラマのワンシーンに出てきそうですね。
「彫刻の森美術館」は駐車場も広く、美術館のキャパシティや想定される来場者数に対して十分な駐車スペースが確保できていると感じました。
【17:00】宿泊はラフォーレ湯の棲で個室露天風呂を満喫
箱根湯本や強羅には本当にたくさんの温泉旅館がありますよね。私もどこに宿泊するか、すごく悩みました。同じように旅館選びに悩んでしまう人に対しては、絞り込みの条件として「個室露天風呂付き」を提案したいです。今回宿泊した「ラフォーレ湯の棲」は、施設の清潔感やおしゃれさ、そして部屋からの眺望の良さに対して非常にコストパフォーマンスが優れた施設だと感じました。
この旅館での宿泊は、開放感があっておしゃれなエントランスから始まります。
部屋は非常に広々としており、しかも贅沢にも個室露天風呂つき。
そして備え付けの露天風呂からは、この眺望を楽しめます。
個人的にはトイレが広く清潔な点がより好印象でした。個人的に、このタイプのウォシュレットを備えている宿泊施設は清潔感を維持する意識が高く、顧客満足度が高いと考えています。
これだけのクオリティで、お値段は一人当たり約18,000円(朝食付き、二人で宿泊)でした。非常にコストパフォーマンスが優れている施設だと思います。特にカップルでの旅行に強くお勧めしたいと感じました。
【19:00】夕ご飯はEmblem Flow Dining & Barでお洒落なディナーを
強羅で一番お洒落なレストランの1つといえば、このお店ではないでしょうか。宿泊施設「エンブレムフロー箱根」に付属しているレストラン「FLOW」です。「食を切り口にゆるやかな繋がりが生まれる場」というコンセプトで営業しているらしく、スタッフの方々のフランクな接客が印象的でした。
ディナーの時間帯では、小田原漁港・三島漁港・駿河湾などその日に水揚げされた新鮮な魚、小田原産野菜をメインに構成されたワンプレートと、土鍋出汁ご飯のコース(4,500円)を楽しめます。下記はワンプレートの画像。盛り付けが非常に映えるデザインとなっていて、味の方も一品一品が美味でした。
下記は〆の土鍋出汁ご飯。正直プレートが運ばれてきた時は「あれ?足りないかな?」と思いましたが、最終的にボリューム満点でお腹いっぱいになりました。
このレストランは強羅駅から徒歩1分、ラフォーレ湯の棲や上強羅、中強羅エリアからは徒歩で約20分とさほど遠くない距離に位置していますが、道中は非常な急勾配の坂道が続きます。また、街灯がほとんどない道もあり、治安は全く問題ないと感じましたが、夜道が苦手な人には徒歩移動はお勧めできません。私は実際に徒歩で往復しましたが、非常に足腰にきました。箱根登山ケーブルカーやレンタカー、タクシー等の利用を強くお勧めします。
名前: Emblem Flow Dining & Bar
住所: 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-179 Emblem Flow Hakone
営業時間(Breakfast): 8:00〜10:00
営業時間(Dinner): 17:00〜21:00 CLOSE(時短営業のため)
※2021年5月時点
駐車場:なし(施設の近くに無料の駐車場あり)
URL: https://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141001/14075420/
今回ご紹介したルート(まとめ)
目的地リスト
①喜之助
②彫刻の森美術館
③ラフォーレ湯の棲
④Emblem Flow Dining & Bar
ドライブルート(Google Map)
おわりに
いかがでしたでしょうか。強羅周辺の観光ルート(一日目)の紹介でした。
書いているうちに思いの外長くなってしまったので、いったんこの記事は締め、二日目のルートは別の記事でご紹介させて頂ければと思います。
二日目のルートの記事では、箱根神社へのドライブルートの道中にある、江戸自体から続く由緒ある穴場休憩喫茶など、見どころのあるスポットを紹介していきます。
今回ご紹介した場所は、全て私が実際に訪れた場所であり、どこも非常に満足度の高いスポットでした。インスタ映えするシーンも多いルートですので、カップル、家族、友人グループでのご利用をお勧めします。本記事が箱根旅行を検討されている方々の参考になれば幸いです。