こんにちは、浅葱(@asagi_labo)です。
箱根エリアは、全国的に温泉が有名で首都圏からのアクセスが良く、コロナ禍の現在、観光先として人気が高まっています。本記事では、強羅や箱根神社の周辺を1泊2日で旅行した際のルートを紹介します。
※本記事では二日目のルートをご紹介します。一日目のルートは下記でご紹介しています。
【2日目】車を借りて観光名所を巡る【芦ノ湖/箱根神社/真鶴岬】
【7:00】ラフォーレ湯の棲で朝ごはん
宿泊先の「ラフォーレ湯の棲」で朝ごはんを頂きます。普段はビュッフェ形式ですが、現在はコロナ禍への対応として配膳式になっています。下記の画像のように、健康的で箱根の食材を楽しめるメニューになっています。
【8:00】個室露天風呂で爽やかな朝の空気を満喫
お腹を満たしたら、チェックアウトの前にもう一度個室露天風呂を堪能します。個室ですので、水入らずで贅沢な時間を満喫しましょう。朝ごはんの前にお風呂に入っても良いと思います。東京と比べて空気が格段に澄んでおり、非常に気持ち良いです。
【10:30】箱根湯本駅で車を借りる（Timesカーシェア）
通常の旅行では、ニッポンレンタカーやオリックスレンタカーなどで車を借りることが多いです。しかし目的地が首都圏である場合は、カーシェアが充実していますので、TimesカーシェアかCarecoで車をレンタルすることができないか調べることにしています。カーシェアの方が貸し出し時間や返却時間の変更が楽ですので、断然お勧めです。
私が宿泊した2021年2月時点では箱根湯本駅前で車を借りることができました（タイムズ箱根湯本駅前第２）。しかし、2021年5月時点で、残念ながらこのステーションは廃止になってしまったようです。本記事執筆時点では、強羅駅前でソリオが1台レンタルできるようです。
Carecoでもこの周辺で車が借りられないか調べてみましたが、2021年5月現在、強羅駅および箱根湯本駅周辺にCarecoの車は配車されていないようです。
ステーション名: タイムズ強羅駅前
住所: 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-39（強羅駅から徒歩1,2分）
【11:30】歴史ある「甘酒茶屋」で休憩しつつ、江戸時代に思いを馳せる
車を借りたら、ここからはドライブの時間です。急な曲道が続くので、安全運転を心がけましょう。箱根湯本駅で車を借りて、Google Mapが指し示すままひたすら山道を進んでいたところ、突然、昔ながらの茅葺き屋根の建物が現れました。映えそうな写真が撮れそうだったので、立ち寄ることにしました。
ここは「甘酒茶屋」といい、江戸時代初期に創業したそうです。ここらは「箱根の山は天下の険」 と言われる険しい道のりであり、箱根旧街道を行く旅人はここで足を休めていたそうです。
内観はこの通り。iPhone12 ProMaxで撮影しているので明るく見えますが、実際はとても薄暗く、ひんやりとしています。私が訪れた2021年2月は寒さがとても厳しく、建物の中ではストーブが何台か焚かれていましたが、それでもコートを脱ぐことはできない寒さでした。夏であれば、ひんやりとして良い感じに暑さを凌げるのではないかと思います。
メニューは下記の通り。力餅やみそおでん、ところてんの他、夏は冷たい抹茶、冬は暖かい甘酒が楽しめます。
せっかくなので、私は甘酒（400円、税込）を注文しました。ノンアルコールで、砂糖を使わない米麹の甘酒です。冷え切った体に染み渡る温かさ・美味しさでした。
本数は決して多くないですが、箱根登山バスが通っており、建物の真ん前にバス停がありますので、車を運転しない方でも立ち寄ることができます。
名前: 甘酒茶屋
住所: 神奈川県 足柄下郡箱根町 畑宿 二子山395-1
営業時間: 7:00〜17:30（L.O.17:00）
定休日: 年中無休
駐車場: あり
URL: https://www.amasake-chaya.jp/
【13:00】芦ノ湖の畔のビストロで優雅なランチ
芦ノ湖に到着し、見栄えの良くて昼食を取れるお店を探していたところ、ありました、なんかお洒落な雰囲気が漂っているお店。宿泊施設”Hakone Villa Bizan”に付属しているレストラン「Neo Bistro いずのくら」です。
お店の内観はこんな感じ。芦ノ湖の畔にこんなお洒落な場所があるとは、意外でした。アルコール類も提供しており、隣のテーブルでは、宿泊客らしいカップルがお昼からワインを楽しんでいました。私も飲みたかった。
三つあるランチセットのうち、私は「マスカルポーネ入り 美味鶏もも肉のクリームシチュー」（1,600円）を注文しました。
こちらは「伊豆鹿挽き肉の欧風トマトカレー」。ピリ辛で、こちらもとても美味しいです。
お店を出ようとすると、猫ちゃんがドアの前でお座りしていました。ここに住んでいる子のようです。このように待機していたら、ドアを開けて中に入れてあげてください。
名前: Neo Bistro いずのくら
住所: 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根71 箱根ヴィッラビザン1階
営業時間(Lunch): 12:00～15:00(L.O14：30)
営業時間(Dinner): 18：00～21：00（L.O20：00）
定休日: 火曜日または不定休
駐車場: 近隣に無料駐車場あり
URL: http://izunokura.com/
【15:00】箱根神社で自然に癒される
箱根をドライブするなら、箱根神社は外せないでしょう。敷地面積が広く、森に囲まれた荘厳な雰囲気の神社です。
芦ノ湖から本堂へ続く階段の構図はとても印象的で、登り方向でも降り方向でも、インスタ映えのする写真を撮ることができます。
湖の畔にある鳥居はカップルの記念撮影のスポットとして有名ですが、コロナ禍の現在、立ち入り禁止になっています。
ちなみに、駐車場の料金は、箱根神社から遠くなるほど安くなります。「第二鳥居」より手前の駐車場には無料のところもあります（P3 元箱根観光駐車場）。「歩くのはちょっと……」と思われるかも知れませんが、箱根神社まで徒歩10分と無理なく歩ける距離ですす。また、飲食店は主に第二鳥居から神社とは反対方向に並んでいますので、この周辺でランチをするなら、むしろ無料の駐車場に駐車した方が、結果的に便利になると思います。
【17:30】真鶴岬の絶景で旅を〆る
実は、箱根の山々を堪能した後、車で40分程度車を走らせるだけで、今度は海の絶景を楽しむことができます。小田原と熱海の中間に「真鶴岬」という景勝地があります。15万年ほど前、箱根外輪山から噴出した溶岩流でできた、長さ3kmほどの半島です。見下ろす場所によっては翼を広げた鶴のように見えることから、この名前がついたようです。
岬には高台の展望施設（ケープ真鶴）やカフェ（現在休業中）があり、階段を下っていくことで、この岬の目玉である「三ツ石」を間近に拝むことができます。
お正月には、岩の狭間からご来光を拝むことができる初日の出スポットとして賑わうそうです。私が訪れた時はあいにくの曇天でしたが、ここは夕陽の名所としても有名です。条件さえ揃えば、綺麗な夕陽で旅を締めくくることができます。
今回ご紹介したルート（まとめ）
目的地リスト
①ラフォーレ湯の隅
②タイムズ強羅駅前
③甘酒茶屋
④Neo Bistro いずのくら
⑤箱根神社
⑥真鶴岬（三ツ石）
ドライブルート（Google Map）
おわりに
いかがでしたでしょうか。二本の記事に渡って、箱根や強羅のお勧めの観光スポットをご紹介しました。
個人的には、在宅勤務の憂鬱な日々が続く中で、久しぶりに豊かな自然で綺麗な空気を堪能でき、温泉も気持ちよく、食事も美味しく、良いこと尽くしの旅となりました。
コロナ禍で旅行先を決めかねている方、またそもそも旅行に行くことに罪悪感を感じてる方も多いのではないかと思います。
しかし、今回私がお勧めしたスポットは、比較的「密」を避けられるような施設が多いと思います。「ドライブ」や「個室温泉」は、コロナ感染・拡散のリスクが低い娯楽であり、個人的には自粛するべきものではないと考えています。「無条件に旅行を自粛すること」ではなく、「密を回避して旅行すること」こそが観光地のために私たちができることではないでしょうか。
本記事が、温泉旅行や箱根旅行を検討されている方々の参考になれば幸いです。
