投資

旅行好きにオススメな株主優待5選

Blue Nature Camping Blog Banner

株主優待だけで旅行できたら良いのになぁ~

旅行好きにオススメな株主優待をピックアップしてみました。余剰資金のある方は参考にどうぞ。

サムティ

一年に一回、自社関連ホテルの無料宿泊券がもらえます。権利付最終日は11月末ですが、株主優待が発送されるのは2月下旬ですのでご注意を。

宿泊が可能なホテルは、企業ホームページの株主優待のページから確認できます。メルキュール系列やアゴーラ系列なども含まれており、ビジネスはもちろん旅行にも申し分のないクオリティのラインナップになっています。ホテルによって必要な枚数が変わってきますが、場所によっては朝夕2食付きのプランで無料で宿泊が可能になるところもあるようです。特典航空券や他社株主優待と組み合わせることで、完全無料の旅行が実現する可能性もありますね。

ANA・JAL

航空券を割引運賃で購入できたり、ツアー代金や関連サービスが割引になります。特典航空券が予約できないようなレジャーシーズンでも割引運賃で飛行機に乗れるので、いざという時に威力を発揮してくれます。

気になってくるのがマイル積算率ですが、それぞれ下記の通りです。それぞれ公式サイトからの引用です。

ANAの場合

• マイル積算率は、「株主優待割引運賃」ご利用の場合、区間基本マイルの75%、「プレミアム株主優待割引運賃」ご利用の場合、区間基本マイルの125%となります。

JALの場合

株主割引:75% クラス J株主割引:85% ファーストクラス株主割引:125%

コロナ渦で株価が低迷した両社ですが、行動制限の解除と共に上昇基調となっており、キャピタルゲインも狙えそうな状況です。

スカイマークは株主優待なし

なお、他の航空会社ではスカイマークが2022年末にグロース市場に上場を果たしましたが、本記事執筆時点では株主優待は提供していません。下記の記事を見ると、基本的には予定もなさそうです。

JR系列各社

自社営業路線で使える割引券がもらえます。いずれの企業でも、グリーン券・特急券・急行券・指定席券にも割引が適用されるとのことで、特に長距離移動をする人にとって嬉しい内容となっています。割引率は会社によって異なり、本記事執筆時点では下記の通りです。JR東海だけ極端に低い割引率となっており、その強気さがうかがえますね。

  1. JR東日本: 40%
  2. JR西日本: 50%
  3. JR東海: 10%
  4. JR九州: 50%

ANAやJALと同様にアフターコロナ銘柄とされますが、違いとしては不動産銘柄としての側面も持っており、金利上昇局面では弱含みな値動きをします。ダイナミックプライシングの検討も進めており、実現した場合は利益がどのように変わってくるのかによってもまた企業価値が再計算されてくると思いますので、このようなファンダメンタル的な側面でも注目ですね。

オリエンタルランド

どんなに地合いが悪くても底堅いことで有名なディズニーリゾート銘柄です。「何があっても絶対に売らない」と誓う熱狂的なディズニーファンの株主も少なくないでしょう。株主優待の内容はワンデーパスポートです。本記事執筆時点では最低でも200万円程度が必要となっており、株主優待に関しても個人投資家にとってはまさに夢の国状態となっています。なお、2023年4月1日に株式分割(1→5)を予定しており、以降の優待の内容は下記の通りとなる予定です。

※23年4月1日の株式分割(1→5)実施後は、2,000株以上4,000株未満の株主には1デーパスポート1枚、4,000株以上6,000株未満の株主には同2枚、6,000株以上8,000株未満の株主には同3枚、8,000株以上10,000株未満の株主には同4枚、10,000株以上12,000株未満の株主には同5枚、12,000株以上の株主には同6枚に変更。23年9月以降起算して、100株以上を3年以上継続保有した株主には同1枚追加。24年3月以降は、3月のみ500株以上2,000株未満の株主にも同1枚を贈呈

常磐興産(スパリゾート)

企業名はマイナーかもしれませんが、あの「スパリゾートハワイアンズ」を運営する会社です。100株持っているだけで、①スパリゾートハワイアンズの入場料が無料になり、②ハワイアンズ近隣ホテルの宿泊料が10%割引になり、③ハワイアンズ内での飲食料金も10%割引になるという、非常に太っ腹な内容になっています。株価も1200円台と優待の内容に対してリーズナブルであり、コストパフォーマンスの高い株主優待であると感じます。東京から直行の送迎バスも出ているので、だいぶ節約できそうですね。

ちなみに、この銘柄に関しては年明けから優待権利確定日にかけて緩やかに株価が上昇していくアノマリがあります。大発会や1月中に押したところで買い、3月の権利確定日に向けて良い感じに上昇したところで売り抜けるというトレードを毎年繰り返せば、なかなか悪くない勝率のトレードができそうです。

おわりに

いかがでしたか?今回は有名どころばかりの紹介となりましたが、最近は株主優待のリサーチにハマり出したので、引き続き様々なテーマごとに株主優待を紹介していきたいと思います。日々のトレードの詳細やパフォーマンスに関してはTwitterの方で発信しているので、もし良ければそちらもフォローしてもらえればと思います。

ABOUT ME
ウルカの碧い海
表向きはCISSP持ちのセキュリティエンジニアのアラサー兼業トレーダーです。ファンダとテクニカルを組み合わせ、効果的なスクリーニング手法の考察やプライマリトレンドの分析をします。ローソク足や出来高に注目して、モメンタムトレードにおける適切なエントリー・イグジット戦略を探究します。